忘れないうちに書いておこう。
![]() |
その子育ては科学的に間違っています 国米欣明 サワダサワコ 三一書房 2007-11-05 |
僕は子育てに関する話が結構好きなんです。
なのでこの本もなかなか面白く読める。
まだ半分しか読んでないけど。
「科学的に間違っています」と言っているわりには科学的な根拠をきちんと示せていない、もしくは説明不足な感じがする部分が多いというか、根拠のあやふやな主張ばっかり。
ていうかそもそも「子育て」について考えるのって非常に難しい。
「科学で説明できるのか?」という気がする。
「科学的に正しい子育て」という考え方がそもそもおかしい。
何をもって「正しい子育て」とするか、というのも人によって全然違ってくるだろうし。
まあ、僕が見てて「子育て失敗してるなぁ」とか思ってしまうのは、親が子供に主導権を握られてしまっていたりするケース。
あと、自分の思うように子供が育たなかったのを、自分のせいではなく子供のせいにしようと必死になっていたりするケース。
著者曰く、今主流の「子供中心の子育て」が諸悪の根源である、とのこと。
著者の言いたいことはよくわかる。
子育てが上手くいっていないケースってのはだいたい、子供と親の関係がどことなく「ぎくしゃく」しているというか、信頼関係が希薄な感じなんですよね(かなり想像だけど)。
親が子供にどう接していいかわからなかったりするんでしょうね(僕もわからないときはあるけど)。
ていうか、この本の文章が気にくわない。
変に感情的でまるで科学的な説明になってないように思える箇所が多い。
アマゾンのレビューを見てみると、ずいぶんたくさんの人が高評価を下してるけど、どうかと思う。
こういう本の内容を簡単に信じてしまうのは良くない。
どんなものでもまずは疑ってかかるべき。
思ったのが、どんな主張であれ必ずミスリーディングしてしまう人が(自分も含め)一定数いるってこと。
例えば「子供中心の子育て」に関しても、その考え方が必ずしも間違っているわけでは無いと思うんだけども、本質を読み違える一定数の人たちがそれを悪い方向に持って行ってしまう(気がする)。
僕が思うのは、これ子育てに限らずなんだけど、周りに流されずに自分の頭でちゃんと考えないとダメ、ということ。
たとえ始めは間違ったやり方をしてしまっていたとしても、子供や自分自身をよく観察することでその間違いに気付くことができるはず。
自分の頭で考えようとせず、誰かが言っている適当な言説を簡単に信じちゃうからいけない。
あと、時代によって「正しい子育て」というのは変わってくるのだと思う。
人間はそれに適応していく必要がある。
適応していく必要があるというか、適応できなければ淘汰されるだけなんだけど。
だからこそ自分の頭で考えることが非常に重要。
ここで「自分の頭で考える」とか簡単に言ってるけど、これはそんな簡単に言えるような事じゃない。
けどその話はまた別の機会に。



